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2024/05/06 02:09

美味しい珈琲の淹れ方 黄金比1:16 -

今回は、数あるドリップ手法の中でも最も基本的なペーパーハンドドリップのスタンダードを取り扱います。

キーワードは「比率」です。

このハンドドリップをマスターすることで、お家で簡単に本格コーヒーを楽しむことができるようになります。
プライベートコーヒーやご友人との大切なひと時をきっとワンランク上質な時に変えてくれるはず。

1. グラインド(豆を挽く)


タイミング :
豆を挽いた直後に最も豊かな香りを発します。
最高の状態でコーヒー楽しむためには、淹れる直前に挽くことをおすすめします。

分量 (1:16) :
珈琲豆を袋から10g程度取り出しコーヒーミルに移し砕いていきます。
(珈琲豆1:お湯16の割合で暖かいうちに飲みきれる適量に調整可能)
上記の場合は豆(10g):お湯(160g)となります。

挽き具合(粒度) :
コーヒー豆を挽いた時の粒の大きさを粒度と言い、
粒度の違いで風味や口当たり濃ゆさなど出来上がりに違いがでてきます。
挽き方の種類は大きく分けて5種類あります。

・極細挽き 
・細挽き 
・中細挽き 
・中挽き 
・粗挽き 

コーヒードリップでは、お湯の接触面積や接触時間が出来上がりの濃度に大きく関係してきます。
粒度が小さい極細挽きほど、お湯との接触面積が大きくより多く成分が抽出されて濃い味なり、
それとは反対に粒度の大きい粗挽きは、お湯との接触面積が小さく成分の抽出が抑えられて薄い味になります。
同じ挽き具合でも焙煎、豆の種類が違えば、出来上がりが変化します。
ぜひ、自分の好みを探してみてください。

豆が挽き終わったら、次はペーパーハンドドリップの準備に入ります。

2. ペーパーハンドドリップ

ドリップスタンバイ :
ドリッパーにペーパーフィルターをセット、
豆が入っていない状態でお湯を通してマグカップを温めると同時に器具の汚れや紙の匂いを落としていきます。
その後マグカップに入ったお湯を一度捨て、再度ドリッパーとマグカップをセットします。

ハンドドリップ :
再度お湯(約90度)を準備します。
挽いた豆を蒸れた状態のペーパーフィルターに移して軽く揺らして平にしてドリップしていきます。
*この時計量スタンドがあれば正確にドリップできるのでおすすめしています。

お湯で軽く蒸らし、その後160g程度のお湯を「の」の字を描くようにゆっくりと3,4回に分けてムラのないようにドリップしていきます。

ある程度のお湯が落ち切ったら、美味しい珈琲の出来上がりです。

珈琲のバリエーションは無限大。
お好みでアレンジしながらあなただけのオリジナルドリップを探究して、奥深い珈琲の世界をお楽しみください。